はじめまして。セールスソリューション事業部の竿田です。

我々には、ビジョンを実現するために社員が目指すべき『CSO(チーフセールスオフィサー)像』というものがあります。CSO像には7項目あるのですが、今回はその中の『高速PDCA能力⇒常に高速にPDCAサイクルを回し続けることで、課題解決ができる能力を身に付けよう!』について触れたいと思います。

当社のプロジェクトは、新規事業の立ち上げフェーズであることが多く、立ち上げなので当然、その商品・サービスを「誰に」「何を価値として」「どうやって」売るのかが、明確に決まっていない状態です。そこで当社が、ターゲットやニーズを見立てて営業戦術を構築し、実際に営業活動を行った上で、4Pなどのマーケティング戦略要素を含めてクライアントにフィードバックします。

営業戦術については、最初に敲き台を作って決めたとおりに営業活動を実行するのですが、その敲き台が一回でハマればよいのですが、なかなか想定通りにはいきませんので、スキル→プロセス→ターゲットの順を基本としつつも同時並行で検証する必要があります。

新規事業の立ち上げですから、クライアントも早期に短期的な売上を確保したいですし、同時に、ポジショニングを判断してアクションを起こすためのマーケット情報を早く手に入れたいと考えます。なので、我々には停滞は許されず、高速PDCA能力が特に重要となります。

そのために、プロジェクトチームは毎日アクションとミーティングを重ねて、立てた仮説が有効かどうか、何が問題でどう手を打つかを判断します。加えて週2回、その新規事業をどういう方向に導くかをディレクションするミーティングを行います。

このようなPDCAサイクルをきちんと回すことで、スピーディに仮説検証を行い、マーケットを通じた多角的な判断ができ、営業とマーケティングの両面から、クライアントの新規事業立ち上げを支援することができるのです。

単なる営業代行ではなく事業の進化を促すセールスソリューションを提供することを目指して、愚直に高速PDCAを回し続けていきたいと思っています。